NITTO QUALITYNITTOのものづくり

3D-CAD3D Computer Aided Design

業界でいち早く導入し活用してきた3D-CADが生み出すスキのないものづくり。最高品質の製品は、最高品質の
生産体制から生まれます。3D-CADの持つ、合理性と品質の向上というポテンシャルを最大限に活かした生産体
制がわたしたちの要です。ここでは、その3D-CADを使った代表的な3つの応用例をご紹介します。

応用1電線測長システム

配電盤では機器間に多くの制御電線が配線されます。従来は現場で電線の長さ
を実寸して切断し圧着作業をしていましたが、3D-CADで構造設計したデータ
と、電気回路設計から得られた配線データを融合することで、自動制御電線測長
システムを独自開発しました。これにより設計段階で電線測長すること
で、事前に圧着作業ができるようになり、リードタイムを大幅に短縮すること
が可能となりました。

3D-CADで設計した配電盤

応用2製造ビューアー

組立には組立図を使いません。必要なのはノートパソコンやタブレット。
設計されたCADデータをビューワーと呼ばれるソフトを使い、工場で画面を見
ながら組立配線をしています。寸法や部品情報、図番など製作側が知りたい情
報は一元化され、完成形が具体的にイメージ出来ることで事前準備や問題点の
未然予防が可能です。

応用3板金加工

3D-CADでモデリングされたデータを板金加工工場へ送ります。製作図面は自
動作図化され、ネットワーク化されたパンチプレスとベンダーにより半自動的
に製缶され短納期を実現します。